細川店長のつぶやき日記
過去ログ
2月11日のつぶやき
2/11 (Sun)

だいぶ前にも日記に書いたような気がするんですが、タバコのポイ捨てがホント多くて困ってます。

毎朝お店の前を掃除しても、次の日には吸殻が2〜3本は必ず落ちています。

ウチの店は灰皿じゃないんだけどなぁ・・・などと思いつつ、誰が口をつけていたかわからない吸殻を拾うのは正直気持ちのいいものじゃありませんです。

それにしてもまぁ、よく毎日毎日捨てるもんですよね・・・

ウチの店先だけでも捨てられている吸い殻が一日2本として、単純に一年で720本も捨てられている計算になります。

街全体で計算したらどうなっちまうのか(笑)

それと、タバコを吸う場所が限られているせいなのかどうかはしらないけれど、最近やたらと歩きタバコをする人が目に付きます。

それもポイ捨ての増加に拍車をかけてる原因なのかもしれません。

まぁ、店長も元・スモーカーでしたから、その気持ちはわからんでもないです。

店長は一応、表で吸う時には携帯灰皿とか使ってはいましたけど、ポイ捨てを一度もしたことないか?と問われたら胸張ってハイとは言えませんです。

恥ずかしながら歩きタバコもしたことあります。

今考えるとマナー違反もはなはだしいわなぁ。

でもこれって吸ってる側からは、なかなかわからん心理なんです。

喫煙者側は基本的にお金出してタバコを買っているだけに自己欲求を満たす事にどうしても比重が置かれた考え方になってしまうんですよね。

でもね、タバコの害って煙だけじゃないんですよ。

意外と知らない人が多いと思うのでちとプチ知識ということでお話させて頂きます。

昔、まだ店長がタバコ吸ってた頃に、近所のお祭りに行ったんです。

途中、どうしてもタバコが吸いたくなっちゃったので、人ごみを避けて一服して、その後に携帯灰皿に吸い殻を入れていたら、そのお祭りの運営委員か何かしてる方から

「お兄ちゃん偉いねぇ、携帯灰皿使ってるんだ?他の人はジュースやビールの空き缶を灰皿代わりにして一緒に捨てちゃうから困るんだよね」

と言われたが事ありました。

私はその辺にポイ捨てするよりは空き缶の中に吸い殻を捨てたほうが環境を汚さないからいいんじゃねーの?と思ってたんですが、その方曰く「空き缶に吸殻を入れられちゃうとリサイクルできない資材になってしまう」んだそうな。

う〜ん・・・正直、普通の人はそこまで考えてタバコの吸い殻を空き缶に捨てたりしてないと思いますよ。

実際そういう意外と知らないタバコにまつわるトリビアってあるですよね。

たとえば・・・

●空き缶を灰皿代わりにすると回収しても缶がリサイクルできない (リサイクル活動を邪魔してるのと同じですな)

●タバコのフィルターは化学繊維でつくられているために、自然に分解されない (プラスチックゴミと変わらないということですな)

●ポイ捨てされた吸い殻が下水に流れ込むと、タバコの葉の毒素が溶け出して下水処理施設を通過しても分解されず、河川や海に流れ出てしまう (タバコに含まれるタールやニコチンが分解するバクテリアの活動を阻害するらしいですな)

ざっと思い立つ事だけでもこれだけあるんです。

このように、タバコっちゅーものは煙以外にも問題が残るものですから、愛煙家の方には改めて大人の嗜みを心がけてほしいものです。