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甘酒というと、普通はお正月やひな祭りにしか口にしないものだと思いますが、実は滋養強壮や栄養補給には最適な優れた植物性自然発酵飲料なんです。
甘酒の主原料である米麹ですが、麹菌による発酵の作用で、もともとのお米の時の栄養価を遥かに上回る栄養価になっていて、蛋白質は約2倍、ビタミンB1は実に5倍にもなります。
また、自然発酵している食品ですから、ブドウ糖や必須アミノ酸など他の栄養素も多量に含まれ、尚且つ非常に吸収しやすい形になっているのが特徴です。
甘味を加える場合はメープルシロップを使うと非常に上品な甘さが出ますし、何よりメープルの豊富なミネラルを摂る事ができますので一石二鳥です。
といっても甘酒は寒い時期の飲み物というイメージがあって、暖かくなった時期に飲む物ではないように思われるかもしれませんが、夏場はクーラーを一日中つけっ放しの部屋で仕事を続ける人も多く、内臓から冷えてしまっている人が多いのです。
そんな現代人の「冷え」を取るのにはもってこいの飲み物であると言えるでしょう。
それに、夏場はどうしても食欲が低下し、スタミナが落ちがちですので、滋養たっぷりの甘酒を摂る事で程よく疲労を軽減してくれます。
現に江戸時代には栄養豊富な健康ドリンクとして一年を通して飲まれていたのだそうです。
慢性的な冷えは健康だけでなく、発毛や育毛にも支障をきたしますので、ちょっとした冷え改善にはこの甘酒は本当におすすめです。
とはいっても多少はアルコール分が入っておりますし、糖分を入れすぎるとカロリーが高くなってしまいがちですので、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう♪
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